『ジュニア救急法講習』実施のご案内

 小・中学校の会員を対象に、一般社団法人日本スイミングクラブ協会の活動目標の一つである「健康・安全」の具体的なプログラムとして、会員の発達段階に応じた救急法講習コースを設定した。事故防止と救急措置の基本的かつ初歩的な知識や技術を習得させることにより、命の尊さと安全の教育をより効果的に進めていくために、極めて必要かつ有効な講習である。

1.講習の目的

 ジュニア救急法を学ばせることにより、自他の生命を尊重し、安全な生活を営むことのできる態度や能力(技能)を身につけさせる。

2.講習の種類と対象

ジュニア救急法・級 対象 講習時間
ジュニア救急法・初級 小学1年生〜 2単位時間
ジュニア救急法・中級 小学4年生〜 4単位時間
ジュニア救急法・上級 中学生〜 6単位時間
※講習時間:1単位時間は人数等により40〜50分とする。

3.講習会場

 各加盟校のトレーニングルーム等

4.講師

 赤十字水上安全法指導員、赤十字救急法指導員、赤十字幼児安全法指導員、安全水泳法管理者、水泳教師、以上の資格保有者または、救急蘇生法適任者資格を保有する泳力認定資格保持者に限る。

5.講習実施について

1.受講人数が確定次第、「講習会実施申請書・備品購入申込書」を
FAX又はメールにて協会本部へ提出。
 
 
2.協会本部より講習用備品を送付。(送料実費)  
 
3.実施後3週間以内に
「ジュニア救急法修了証発行一覧表」を
FAX又は郵送にて協会本部へ提出。
備品購入クラブは振込の完了。
 
 
4.協会本部より修了証を送付。  
 
5.各校にて修了証に記名・捺印記入のうえ、
ジュニア救急法修了証を発行。
 

6.講習料・手数料について

  1. 講習料:(単位時間500円以内を基準)
    初級:1,000円以内、中級:2,000円以内、上級3,000円以内にて、各校にて設定する。(受講生に配布する消耗品は、各校にて別途実費徴収)

7.修了証について

■ジュニア救急法初級修了証(表)   (裏)
 

■ジュニア救急法中級修了証(表)
 
(裏)
 

■ジュニア救急法上級修了証(表)
 
(裏)
 

8.その他

  1. この講習は資格認定講習ではなく、よってその後の更新講習も必要としない。しかし、この講習は低年齢のうちから生命の尊さや応急手当の必要性を説くもので、一人でも多くの子どもたちに知ってもらうことが肝心である。こうして初級から中級、上級へと進んでゆくと、おのずと人命を尊重する大人へと成長し、救急法や救助法に関心が向くことが期待できる。協会加盟の多くのクラブが、積極的にこのジュニア救急法を取り入れることを推奨したい。
  2. 講習に必要な器材等は各校にて揃えること。
    資料パネル等の教材は各校にて作成し用意すること。 初級教材(修了証)、中級教材(修了証・キューマスク)、上級教材(修了証・キューマスク)の購入は「備品購入申込書」をFAX又は郵送にて協会本部へ送ること。 訓練用ダミー、レサシアン・レサシアンジュニアは協会にて貸し出す(消耗品実費)ので、早めに協会支部へ申し出ること。
  3. 修了証の修了番号について

     □□□□ ― □□□□□□
      登録クラブ正会員番号 生年月日(西暦)
     


     例: 2013年8月5日生
      → 130805

    ※裏面に講師の捺印を入れること


実施申請書のダウンロード

・ジュニア救急法講習会実施申請書・備品購入申込書
・ジュニア救急法修了証発行一覧表

実施申請書・備品購入申込書(docx)

ジュニア救急法修了証発行一覧表(docx)


水泳五段位の申請についてご案内

水泳五段位の認定には、泳いだ距離合計のほかに、講習会受講もしくは動画の視聴が必要です。
(令和6年4月1日より認定基準改定、およびコロナ禍による講習会受講・証明書提出免除期間終了)

[水泳段位認定基準]

段 位 水泳五段
水泳五段 水泳四段認定後の泳いだ距離合計が150,000m以上、かつ、次のいずれかの講習会を受講
※または本協会が指定した蘇生法に関する動画を視聴していること。
※本協会蘇生法適任者講習会・本協会ジュニア救急法講習会・日赤救急法基礎講習会・消防署実施講習会・パディアメリカ心臓学会EFR。
水泳五段申請者がいる場合は、講習会受講もしくは動画視聴のいずれかを選択いただき、
次の手順に従って泳力認定委員会に申請を行ってください。

1.距離集計

2.申請希望者からクラブの泳力認定員に段位申請の申込

「水泳五段位認定申請書」(参考書式は泳力認定システム内ダウンロードより)記入の上、認定条件
を証明できるものの写しと認定料を添えてクラブへ提出してもらいます。

3.クラブから協会(泳力認定委員会)へ段位申請

@泳力認定システムより申請 
A認定条件を証明できるものの写しを本委員会へ提出してください。(郵送・FAX・メール可)
・講習会受講者・・・各講習会の受講が確認できる資料(修了証や受講証等のコピー)
・動画視聴者・・・・水泳五段位動画視聴者一覧表 兼 水泳五段位認定条件 動画視聴の証明書

※水泳五段位認定条件の動画視聴について

申請者が動画の視聴を選択する場合は、こちらより視聴してください。
その際は必ず、泳力認定員立ち会いの下で視聴することを徹底してください。
(認められない例/泳力認定員が申請者に、自宅で個々に視聴してくるよう指示をした)
視聴が完了したら、泳力認定員は水泳五段位動画視聴者一覧表 兼 水泳五段位認定条件 動画視聴の証明書を作成し、泳力認定委員会へ提出してください。

水泳五段位動画視聴者一覧表 兼 水泳五段位認定条件 動画視聴の証明書のダウンロード