指導者養成

 『スイミングクラブは地域のオアシスであらねばならない』は、一般社団法人日本スイミングクラブ協会に加盟する各クラブの終局の目標です。これは単なる砂漠の泉を意味するだけでなく、喉の乾きとともに心の安らぎを満たすものでなければならないことを目指しています。それには施設のプールとともに、そこで働く指導者の質の向上が大きな要素を占めます。
 本協会では、指導者の養成を最大の使命とし、文部大臣告示による指導者養成事業の認可団体となり、平成2年度から事業にとりかかりました。これと並んで事故防止に万全をきすため、安全水泳講習会を開催し、指導者全体のレベルアップを図ります。またこれまで、教えることに止まった領域から、水泳を楽しむ方向にすすめ、本来のクラブライフを楽しめるスイミングクラブづくりを目指します。