式典は、正村会長の「何億個とある星の中で水と緑のある地球という星。豊かな水に恵まれて、水を媒体として健康づくりを推進している私達にとっては、元気な水の中で、元気に泳ぎ、素晴らしい容姿を作られ維持している皆様をお迎えして懇親の場を持たせて戴きますことを感謝しております」の挨拶で幕を開けました。
葉室三千子さんは84歳。マスターズ世界記録保持者で、先般イタリアで開催されたマスターズ世界大会では、出場した50m・100m・200m平泳ぎ、200m個人メドレーで金メダルを獲得しました。「1つでも取れたらいいなと思っていましたが、全部取れてびっくりしました」と獲得したメダルを披露して下さいました。
作詞家以外に作家、女優、経営者としての顔を持ち多忙な日々を過ごす阿木耀子さんは、「肩こりが激しいのと、泳げるようになるのは子どもの頃からの夢」が水泳を始めるきっかけでした。インタビューに「週3回は泳いでいます。今朝も泳いできました。1時間でも時間があったらプールへ行きます」。雑誌などで「健康法は水泳」と水泳の良さをPRして下さっています。 「顔を水につけられなかったので、最初に覚えたのは背泳ぎ」と話すかたせ梨乃さん。「25m先が大島くらい遠く感じた」かたせさんですが、今では1日に1km、週5日泳ぐほどの水泳ファン。最近は泳ぐだけでなく水着のプロデュースをするほどの水泳通です。「毎日毎日積み重ねてきたことを、形のある賞にして戴けた事がとても嬉しい」と受賞の喜びを満面の笑みで話して下さいました。
ユーモアとウイットに富んだ木原光知子さんのインタビューに、受賞者からも会場からも笑顔と歓声が途切れることはありませんでした。 阿木さん、かたせさん、中尾さんには「名誉水泳十段位」が贈られ「水泳名人」の称号が与えられました。 初夏の宵、笑顔が満ち溢れた式典は、華やかな余韻を残し幕を閉じました。
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