平成17年度 第1回理事会・第1回全国会員総会 開催


■平成17年度第1回理事会

 総会に先立ち、6月17日(金)、帝国ホテル(東京・千代田区)にて、平成17年度第1回理事会を開催致しました。
第1号議案  成16年度事業報告並びに収支決算について
第2号議案  新規入会承認の件
第3号議案  賛助会員入会の承認の件
第4号議案  第11回全国表彰について(功労者・優秀コーチ・優良指導者)
第5号議案  当面の諸問題について
報告事項  (1)支部会長報告
(2)各専門委員長報告
(3)その他
 以上の事項に付いて審議し、承認されました。

■平成17年度第1回会員総会


 理事会終了後、同日同会場にて、平成17年度第1回会員総会を開催致しました。澁谷総務委員長の開会の言葉の後、正村孝至会長から「私どもの協会は、物を作るのではなく、心とからだの健康作りを目指しています。それには優秀な人材育成を欠かす事ができません。優秀な指導者のもとに良質な会員があつまってくるのです。業績の向上に大きく役立つのは優秀な人材の育成如何に係っています。11月には九州でトップマネージメントセミナーが行われます。各クラブの管理職者、経営者等等の多数のご参加をお願いし優秀な人材育成にご理解、ご支援を賜りたくお願い致します。」旨の挨拶がありました。引き続き正村会長が議長に選任され、奥村征照、小林俊雄両氏が議事録署名人として指名されました。
 会議は正会員658名のうち、出席会員417名、うち委任状出席375名、監事出席1名、浅田弘顧問会計士の出席をもって過半数を超え、成立が承認され以下の審議に入りました。


《第1号議案》平成16年度事業報告並びに収支決算について

 加藤義彦事務次長による細目にわたる収支決算報告の後、各専門委員長より平成16年度に行われた委員会報告を含む事業報告と収支決算報告がありました。その後、小林武義、大崎啓司両監事による業務監査報告、浅田弘公認会計士の監査報告を経て満場一致で承認されました。

《第2号議案》その他

 報告事項
(1)各専門委員長報告
 室岡泳力認定委員長より「理事会で泳力認定のマスコット、カッパの忍者『にんてー君』が承認されました。今日のベストスイマー表彰式に参加された皆さんに、にんてー君が印刷されたクリアファイルをお持ち帰り頂きます」旨報告がありました。
 また、正村会長より指導力向上委員会報告補足として「指導力向上委員会のご尽力により水泳教師資格付与事業が順調に推移。専門科目は日本水泳連盟と当協会が合同で、共通科目は日本体育協会が講習会を主催し、講習試験で合否を決め資格を付与しています。今年度の5月から開始して順当にスタートしている。この資格付与事業は人材育成の原点と思いますので多数の参加を望みます」の説明が成されました。
 前田忠昭国際委員長より、「ヨーロッパを中心とした視察に一応の区切りが付いたと考え、今年度は米国を中心とした視察を予定しておりました。しかし、現在米国はテロ対策として、空港における極端なセキュリティチェックが実施されており、移動日程が予測できない状態にあることを鑑み、今年度は10月にチェコ、オーストリア、ブルガリア、ハンガリーと4カ国の温泉を中心としたクアハウス施設を視察します。参加者の交流含め社員の研修の場にもなります。経営者だけでなく支配人の方々にもご参加頂きたい」旨、要望がありました。
 次に矢澤経営委員長から「11月に九州で経営者セミナーがあります。今から予定に入れ準備しておいて頂けるとありがたい。特に九州支部、四国支部の方々にはたくさん参加して頂きたい」旨要望がありました。
 河崎安全水泳委員長から「4月に九州の大牟田スイミングスクールで死亡事故が発生しました。幼稚園や保育園の委託で水泳講習をしていたクラブで、初日の授業の時に事故が起きました。事故の内容について各施設長宛に新聞の記事コピーを送ってありますので、自クラブでそのような事故が起こらないように、安全管理に充分注意して頂きたいと思います。AED(自動体外式除細動器)の共同購入を協会で行なったところ、中国支部1、近畿支部1、東海3、信越支部38、関東支部11台計54台と非常に少ない結果となりました。各クラブで独自に購入されているところもあるとは思いますが、安全管理の点を考慮しても今後必要になる機材と思います。公共施設にも入り始めています。再度、協会で協同購入が出来ればご案内致しますので宜しくお願いしたい」旨、報告と要請がありました。
 引き続き平成16年度全国表彰が行われ、優良指導者26名、優秀コーチ2名、功労者8名が順次表彰されました。次に泳力認定事業を積極的に推進し、年度内に200名以上の泳力認定者を出した最優秀クラブ賞が65クラブに、100名以上199名以内の認定者を出した優秀クラブ賞が60クラブに贈られました。また、1,000名の認定者を出した帯広スイミングスクール(北海道)とベスパスイミングスクール(東海)には、特別賞として金一封が贈られました。
 全国表彰の後に、当協会理事で「ミサイル栄養おやつ」の著者、鈴木正成氏より「スポーツクラブに通う、多くの方々が高齢者になられていると聞いています。寝たきり防止、虚弱にならないように、筋肉をしっかり作るためにこの栄養法を活用していただければありがたい」旨ご挨拶がありました。

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