アクアダンス(アクアビクス)や水中運動は年々盛んになってきており、日本全国で年齢・性別に関係なくたくさんの方々が楽しんでいます。こうした現状において、日頃のレッスン成果を楽しみながら発表できる機会を作ろう、という趣旨で企画された「JSCA全日本アクアパフォーマンスダンス発表会」。
11月3日文化の日、東京都武蔵野市・ミーズクラブで記念すべき第1回目が開催されました。この発表会は6人で1チームを作り、アクアダンス(アクアビクス)・水泳・シンクロ・水中運動の融合運動に音楽を合わせ、約5分間の集団演技を行うというもので、「TAC・AYK2 女子チーム」(東京都)、「せさみん 男女混合チーム」(神奈川県)、「津泳会 女子チーム」(三重県)の3チームが参加しました。
武井貞文指導力向上委員長の挨拶で幕を開けた発表会は、チームごとの簡単な自己PRに続き、競技が開始されました。トップバッターは、東京アスレティッククラブのインストラクター有志で構成された「TAC・AYK2チーム」。前半は女子十二楽坊の『自由』に合わせてアジア風の手ぶりやポーズを中心に優雅にのびのびと、後半は曲調も一転して、元気で可愛らしい女の子を表現します。アクアダンス初経験のジムのインストラクターがいるとは思えないほど、芸術性の高い、息の合った演技を見せてくれました。
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続く「せさみんチーム」の演技は、『白鳥の湖』の音楽に合わせてプールサイドから始まりました。コスチュームにも一工夫あり、セサミスイミングスクール大船のインストラクターの中でも「宴会の出し物が大好きなメンバー」が揃ったというだけあって、「水と笑いの融合」というテーマ通り、会場は笑いに包まれました。
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トリを飾るのは三重県・津市から参加した「津泳会チーム」。競泳とシンクロを楽しもうと27年前に発足した「津泳会」からの選抜メンバーは、難易度の高いリフトも楽々クリア。高度なシンクロ技を次々と繰り出します。『津よさこい』の軽快なリズムも雰囲気を盛り上げ、最年長60代という「オバサンパワー」に、会場からは惜しみない拍手が送られました。
発表会終了後、審査員を務める目黒伸良指導力向上副委員長から審査結果が発表されました。各チームがそれぞれ部門別・年齢区分別の優勝。この他、5人の審査員により芸術点・技術点の両面から公平な審査が行われ、「津泳会チーム」が、圧倒的に高い合計点数を獲得してベストパフォーマンス賞を受賞。「TAC・AYK2チーム」は芸術(アート)賞、「せさみんチーム」はベストチームワーク賞およびコスチューム賞を、それぞれ受賞。宮本久義事業企画委員長より、賞状と記念品が授与されました。
「第1回目を開催し、この会が今後益々盛んになっていくだろうと実感しています。皆様はその礎となります。ぜひそのことを誇りに、これからも続けて参加し、ここからアクアパフォーマンスダンスの輪を広げていきましょう」の武井指導力向上委員長の閉会の言葉に、会場から大きな賛同の拍手が沸き上がりました。
次回はさらに多くのチームが参加することを期待して、「第1回JSCA全日本アクアパフォーマンスダンス発表会」が幕を閉じました。
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津泳会チーム |
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ベーシックの部優勝(年齢区分:300歳以上)
ベストパフォーマンス賞受賞 |
<チームコメント>
「年齢区分300歳以上」の文字にひかれて参加を決意しました。練習では上手く出来なかったリフトが、本番では高く飛び込めたので大成功です。 |
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1分39秒
163kbps
2.04MB |
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4分37秒
143kbps
4.92MB |
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TAC・AYK2チーム |
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ベーシックの部優勝(年齢区分:179歳以下)
芸術(アート)賞受賞 |
<チームコメント>
とても楽しんで演技することができました。皆様の拍手がとても嬉しかったです。アクアダンスの楽しさが会員さんに伝わればいいなと思ってます。 |
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1分08秒
163kbps
1.41MB |
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5分28秒
143kbps
5.81MB |
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せさみんチーム |
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バリエーションの部優勝(年齢区分:179歳以下)
ベストチームワーク賞受賞・コスチューム賞受賞 |
<チームコメント>
楽しい事が大好きなチームです。技術的に高度とは言えないかも知れませんが、見ている方々を楽しませる自信はたっぷりあります。 |
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1分09秒
163kbps
1.45MB |
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3分43秒
143kbps
3.99MB |
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