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● 現在行っているプログラム 大方:皆様に、それぞれのプログラムのコンセプトや特色をお話しいただきます。私が行なっているのはシニア系のプログラムで、歩いたり、レジスタンス運動をしています。「高齢者の方が寝たきり等にならずに人生最後まで元気に」というプログラムは、これからますます価値を持ってくると思っています。 村上:私が今、力を入れていることは、初老の方、もしくはそれ以上の方に、たくさんの受け入れ幅を用意するということです。今までは世代別ということも含んだレベル別というプログラム設定だったのですが、今年は、痩せたい、コアトレーニングをしたい、機能改善をしたいなどの目的別にプログラムを設定しています。 坪井:レベル別のアクアダンス、アクアフィン(足と手にフィンをつけて行うアクアダンス)、浮いた状態で人を振り回すワッツ、アクアウォークアンドジョグなどカテゴリーに分けて指導しています。また、ブーツやダンベルを使用し、水の抵抗を利用するハイドロトーンに興味を持って勉強しています。 ● 人気プログラムを生む秘密 大方:どうすれば人気のプログラムを創り出せるのでしょうか? 村上:指導者がニーズを見つけるセンサーを持つことが必要だと思います。集客できる人にはエネルギー、スキル、タレント性があり、簡単なことから始めて難しいことにもっていくのが上手です。しかし、まずハートではないでしょうか。基礎知識や好奇心はもちろん必要ですが、感謝の気持ちはとても大事だと思います。 坪井:継続してもらうためにテレビの長寿番組『水戸黄門』からヒントを得ました。2、3回休んでもついてこられるプログラム、起承転結をつけ、途中スパイシーなものを入れても、最後は安心できるプログラムを作っています。インストラクターに必要なものは、見た目、人柄、頭だと思います。やる気やひたむきさも非常に大切です。 大方:インストラクターにはいろいろ必要なものがありますが、知識など簡単に手に入るものは努力をして手に入れなさい。人柄など簡単に手に入らないものに対しては、時間をかけて自分を磨きなさい、というアドバイスができると思います。 ● 今後の展望と課題 大方:まとめとして、今後の展望と課題をお聞かせください。 村上:今はギアを使うプログラムが流行っていますが、これからはヨガ系、ピラティス系のプログラムが確実に流行ると思います。この2種類は難しいですが、息の長いプログラムになるでしょう。課題は、高齢者への対応です。リスクを持った方が多くなっていますが、それに対する勉強がまだまだ足りません。 坪井:私もヨガ系、ピラティス系はこれから流行ると思います。新しいものを取り入れることは必要です。しかし高齢者はそういうものをキャッチするのが遅いので、流行ったものを1、2年くらい遅れて水戸黄門にして提供しています。課題は指導者不足です。数はいても質が悪い。真似はできてもアレンジできない人が多いですね。 大方:インストラクターにはきちんと説明できる能力と、猿真似ではなく、自分の頭でプログラムを考える能力が必要です。最後にひとこと。ダーウィンによると、変化できるものだけが生き残れるそうです。皆さんも、どんどん変化していってください。 |
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