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強力なエネルギーで現状打破 個人消費の伸び悩み、生産の減少、5%を超える失業率、留まることのない企業倒産等、閉塞感すら漂うわが国経済。企業経営は業種・業態を問わず一層厳しさが増しています。このような現状を打破し21世紀に生き残る決め手は何かと考え、今年度のトップマネージメントセミナーは「迷走する時代 求められる経営者の意識改革」をテーマに開催されました。 挨拶に立った奥村征照副会長は「景気低迷が言われて久しいが私達の業界も多かれ少なかれ影響を受け、全般的に既存クラブの新規入会会員数は減少の傾向にあります。しかし、厳しい中でもいろいろ工夫を凝らし、会員維持、あるいは増やしてしているクラブがあるのもまた事実です。会員減少の原因の一つとして少子化が挙げられるが、スイミングクラブにおいては子ども会員の減少というのはそれほど大きくはなく、実は成人会員の減少のほうが深刻になってきています。当協会は数年前からアクアフィットネス、アクアダンスといった成人向けのプログラムの開発・研修・資格取得に力をいれています。中高年の方々をターゲットにした内容に力を入れていくことは、今後のSC業界にとっては不可欠といえるでしょう。成人の方々の目的に対応したプログラム作りをしていくことが益々大切になります。今日のセミナーはクラブのプログラムづくりには直接繋がらないかも知れませんが、世の中の流れの中で、いろんな考えがあるということを知り、経営に取り入れていくということも大切と思っています」と多様な情報の中からヒントを得て経営に役立てる大切さを強調しました。 養老氏は解剖学、脳科学者の立場から、脳と自然と人について独自の視点で話されました。 広岡氏は巨人の遊撃手として一時代を築いた後、監督としてその手腕を発揮。ヤクルトスワローズ、西武ライオンズを日本一に導きました。氏の説くリーダーとしての意識改革はそのまま企業経営に通じるものがあります。 スポーツビジネスの専門家、間野氏は経営者が地方自治体の動向を正しく理解することが必要不可欠と説きました。 この厳しい状況を生き抜くためには強力なエネルギーが必要です。三氏の講演にはそのエネルギーのヒントがいくつも隠されていたのではないでしょうか。
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